違うの、道場管理係の責任を果たすために道場に来てるんだから・・・弓道が好きなわけじゃないんだから

わかってるで、そんなことぐらい
なにもわかってない

もシータ

前回までのあらすじ
パズーとシータは無事にラピタに着き、建設中の第三満道場を目撃する。


一方その頃、巨大飛行戦艦 ハ○ビラは、ラピタの真ん中の階層に横付されていた。重量が大きすぎて、ラピタの地を踏めないのだ。
ハ○ビラからラピタには上陸用の梯子が渡され、梯子を航とピロティーのような空間が広がっていた。
正面には、ラピタ内部へ通じる入り口があり、「第二満道場」の看板がかかっていた。左右にはラピタの外周に沿って廊下が広がっていた。
ラピタは上から見ると、長方形をしている。

第二満道場 なんでも望みの物が手に入る道場。
例えば、道場内の観音開きの戸に手をかけ、「特作 永野一萃が欲しい」と望むと、弓立てに望み通りの品が入っていたり、
看的小屋に「黄金の的枠が欲しい」と願うと、黄金の的枠が入っていたりと、物に関してはどんなものでも揃う、夢のような道場であった。
瞬く間にピロティーには、第二満道場から持ち込まれた宝物で一杯になった。
喜ぶモウロ将軍と兵士たち。


ムスカ「バカどもにはいい目くらましだな。」
ムスカと2人の黒ずくめの男たちは、廊下の角から様子を窺っていた。
この男たちは、別にモウロ将軍を後ろから殴って、アポトキシン4869を飲ませたりはしない。
この間に、ハ○ビラ内の無線を壊し、秘かに活動を始めていた。

to be continue

今回は無難に、特に面白味もなく済ませた感じです。
次回更新は10月に入ってからの予定です。