偏り

以前、友人と生き方の話をしたことがあった。曰く、友人は偏りを排し、中庸を目指しているという(宗教まで排しているのは人を理解するうえで極端なように思われるけれど)。


偏りは、偏っている本人は気付かないものである。弓を引いていて、体軸が引いていたり反っていたりしても、得てして気付かないものである。それに最近気付こうと、鏡を使って引くことでなるべく気をつけている。


翻って日頃の生活について考えてみる。最近、自分に対して心を尽くしている人に対して、きちんと礼儀を尽くしていないことに気づくことがあった。自分を中心とした偏った視点で、人からの行為を無碍にすることが多かったのだ。


私は自分の生き方を鏡で映し、生き方を矯正しなければならない。という決意の文章。